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新・読書日記276(読書日記1616)

    

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日記

パソコンが重すぎて読書日記を書くのがしんどい時があったが、工夫次第でどうとでもなることが分かり、スッキリしてきた。

今日もささっと仕事を終わらせてカフェへ。

今日は立岩さんの考えていることがけっこう深いということが分かり、これからが本番だと感じた。

  

・・・

『人生の教養』

メモ

(作家デビュー前のドストエフスキーの言葉)

“「人間は謎です。それは解き明かさなくてはなりません。もしも一生をかけてそれを解きつづけたとしても、時間を浪費したとは言えないでしょう。ぼくはこの謎と取り組んでいます。なぜかといえば、人間でありたいからです」” P34

  

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『希望の原理』

”マルクス以来、およそこの世界の主体的かつ客体的希望内容を回避できるような、真理探究の可能性も、決断のリアリズムも、もはや存在しない。希望なくしては、トリヴィアリズムか袋小路の罰を受けるのがおちである。” P24

  

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画像につけわすれたが、アーシェラ・K・ルヴィンの『言葉とファンタジー』も読んだ。

メモ

“理論というものはだいたいにおいて、不安を抱いている四〇代の人間、つまり男性を安心させるためにでっちあげられるもの。” P40

  

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立岩さんはピーター・シンガーの矛盾点を本書で突こうとしているように自分は感じた。

『動物の解放』は動物がいかに苦しんでいるかということに焦点が当てられていた記憶がある。

動物の苦しみを取り除こうという発想は自然的ではあるが、しかしながら動物そのものは依然としてこれからも動物を食べるだろうし、功利主義的な考えがそもそも人間中心主義だという考えには一定の説得力を感じた。

言葉にするのが今日の時点では難しいが、動物倫理の欺瞞がどこかに隠れているように思えた。

つづく

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