ラボ読書梟

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新・読書日記304(読書日記1643)

読書ブログという形をとりながら、私自身の思索と読書体験を交差させてみたいと思います。
   

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日記

今日も読む時間はあまりなく短い時間ではあったが『出発点』に強烈なエピソードについて書かれていたのが印象的であった。

1日に2時間しか寝ない女性について書かれていた。

「作業がわかっていない人とやるくらいならひとりがいい」

自分もそういったことはたまに思うが、高い技術力が必要な映画の世界ではなおさらだろう。

名作の裏にある尋常ならざる仕事量。圧倒的な精神力。

こういうものが人間の創造力の源泉なのだろうと思わせられた。

  

この話の締めくくりに、宮崎駿は毛沢東の箴言を引用していた。

“「創造的な仕事をなしとげる三つの条件がある。それは、①若いこと、②貧乏であること、③無名であることだ」ーーーと。ぼくは非常にいい言葉だと思っています。” P225

  

加えて、無目的であること、湧き上がる情熱があること、この二つを自分は挙げたい。

読書ブログを通じて浮かび上がる小さな思索の断片を、これからも綴っていきたいと思います。

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