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日記
池田晶子はてってい的にロゴスの人なので、業務上、様々起こることに対しては無力である。
哲学は存在の謎や言語の謎を突き詰める営みであるので、そんなことを業務に持ち込めば悲惨なことになる。
一方、キルケゴールは完全な教条主義者でもないみたいで、ルターのような正統派にはノーを突きつけたということが書かれてあった。
神の命令であっても「我が子を殺せ」を遂行できるか。キルケゴールは「わからない」と考えたと書いてあった。
問いと対峙する。
それが大事なのだという点では池田晶子もキルケゴールも同じ線をたどっているようにみえた。
キルケゴール。ちょっと興味がある。