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新・読書日記349(読書日記1689)

   

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日記

今日は通院のため午前中はあまり自由な時間がなく、ひたすら『未来のイヴ』を読んで時間をつぶした。

午後はドゥヲーキンの本を読みつつ、書店でいろいろと本を眺めながらうろうろした。

心理学、経済学、科学、芸術等はあまり関心が無かった。今日は文芸、文学をメインに、時たま歴史、法学系のコーナーをうろうろした。

土曜日の昼下がり、カフェはどこも満員であった。仕方がなく、電車で読書をすることにした。

ドゥヲーキンの本に深いことが書かれていて、今日はそのことを知れただけでも十分な一日だと思えた。

内容としては、疲労のたまった土曜日には重めの、やや高度な内容であった。

  

メモ

“<われわれが現にもっているような道徳的確信をもっているのは、それらが進化に適応しているからにすぎない>という、否定できない証拠が得られたと仮定してみよう。確実に、このことはそれらの確信が真理だったということを要請していない。そうすると、この見解によるとわれわれは<残酷な行為は実際に不正だ>と考えるべき理由をもたないことになるだろう。もしわれわれがそう考える続けるならば、<われわれは道徳的真理と「接している」何か別の存在のあり方をもっている>と考えなければならない。” P24-25

『神なき宗教』

  

・・・

『幸福論 第三部』

“(・・・)たえず人に会っていたい欲求のほんとうの動機も、実は、自分だけになり。ひとりでものを考えなくても済むためである。” P128

  

“すぐれた文学、同様にまた、ほんものの芸術はすべて、苦悩から(情熱からではなく)生まれる。苦悩がなければ、深さを欠くことになる。” P130

  

・・・

『未来のイヴ』

“<芸術>と<名人芸>の間には、なんの関わりもありません。それは<天才>と<才人>の間に、なんの関わりもないのと同じです。このふたつの溝は決して埋めることができないのです。<芸術家>の名に値するのは、何かを創造する人間だけです。それ以外の者は?それ以外の者には意味がありません。まあ、それでも落穂拾いのように、他人の創造したものを踏襲しているだけの連中はよしとしましょう。けれども、<名人芸>というものは、<天才>の創造した崇高な作品を潤色し、愚劣なものにしてしまうのです。” P153

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