
■毎日新聞出版株式会社
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■株式会社河出書房新社
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■株式会社晶文社
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■株式会社講談社
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■株式会社筑摩書房
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日記
『残酷人生論』
存在について深く考えることで、結果的に人生について考えることになる。
池田晶子による、池田晶子好きのための、痛烈な逆説が炸裂。
自分が言語化しようとしてもできない、もどかしいところをすーっと言葉にしてくれた感覚を覚えた。
倫理は自由の法則であると書いたイマヌエル・カントとも意見が一致しているところもまた興味深い。
ピーター・シンガーのほうは、原典を読んでいないので訳し方に問題があるのかもしれず、今はハッキリしないが、道徳と倫理を混同して語っているように感じる。
もし翻訳に問題がなければ、とんでもない話である。
自分は今のところ「道徳=強制」、「倫理=自由」という見方で納得している。
道徳をあたかも倫理の法則かのように語るのは非常に危険が伴うのではないだろうか。
池田晶子の思想を受け継ぐ者として(自称)、最先端の倫理学を監視したい。
(いうまでもなく、最近の自分はピーター・シンガーに対して著しく懐疑的である。ピーター・シンガーのように生きることが善だと言える自信はない。)
メモ
“生存は社会に依存するかもしれないが、存在が社会に依存するわけではない。この自分の存在は、社会の存在によらずとも、確実に存在するのである。人はこのことに気がつかないでいるか、むしろ故意に気がつかないでいる。” P96
■道徳と倫理
“倫理は、直観された善への必然的欲求として行為されるから、自由なのである。” P120
“人の世の、「なぜ悪い」をめぐるあらゆる議論が不毛なのは、内容によって形式を問おうとしているからだ。道徳を倫理だと思っているからだ。” P120
“「善悪」の章で私は、「善」とは内容ではなく形式であると言ったが、同様に、「幸福」もまた、内容ではなく形式なのだ。” P216
“(・・・)自分の幸福に完結している魂が、いかなる理由があって、他人のそれらを気にするだろう。他人と比べて不幸、他人と比べて幸福、そのようでしか幸福であり得ない、これは不幸なことである。” P218
内容・・・・「在る」
形式・・・・「在り方」
“必然は自由の対立項ではない。必然を必然とするから、それに沿うことで人は自由なのだ。必然を必然と認識しないから、それを拒むことで人は不自由なのだ。” P222
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『弱くあることへの自由』
“繰り返すが、安楽死は自分の力で死ねない時の自殺である。死を自分の力で行えない時、その人は他の多くのこともできない。(肉体的な苦痛でなければ)これが安楽死に人を赴かせる。この社会の中での「できない」こと(同時に「できる」こと)について考えることから安楽死は考えなければならない。” P66
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『NEXUS 下』
政治に影響を与えたメタ社
“そのアルゴリズムは、印刷機よりも新聞の編集者に近かった。ウィラトゥの憎しみに満ちた投稿を何十万ものミャンマー人に繰り返し薦めたのは、フェイスブックのアルゴリズムだ。” P15
”フェイスブックの内部調査による推定では、そうしたウィラトゥの動画の一つを観た人の七〇パーセントは、そのような自動再生をアルゴリズム経由で視聴したという。同じ調査の別の推定では、ミャンマーで視聴された全動画の計五三パーセントは、アルゴリズムでユーザーに向けて自動再生されていたものだそうだ。” P17
➡すべては再生数を稼ぐため、ビジネスによる営利活動が原因とされる
“人間は、慈悲についての説教よりも、憎しみに満ちた陰謀論に惹きつけられる傾向が強い。” P18
稼ぐ行為の副次的な作用が(今回はアルゴリズムによる動画の自動再生)人民の憎しみに満ちた争いにつながるということが理解できた。バイアスと似たようなもので、それがアルゴリズムと気が付かずに、ただただ再生数を稼ぐために仕掛けられた結果、そうなってしまうという現実、事実があるということであった。
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『レビュー大全』を立ち読みした。自分が読んだ本がいろいろと載っていた。
『差異と反復』意味不明。というところが面白かった。内容がないのにだらだらと書き連ねるからそうなってしまうと書かれていて、本当にそう思う。紀伊國屋書店ではジル・ドゥルーズ生誕100年ということで、『差異と反復』を売り出しているが、あんなものを読む暇があったら映画でも観に行った方がいいと自分は思う。
『小説家になって億を稼ごう』については、ある種の詐欺本、といった具合に批判がなされていて、忖度なしの小谷野さんはやっぱり面白いと思った。『もてない男』シリーズは大学生くらいから読んでいた。
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『ゴルギアス』
プラトンは善悪を単純に二分にしていない。
「座ること」を中間的なものとして扱っていた。
疲れたときには有用に働き、座り過ぎると身体に悪い。
判断力が要されるというか、バランスが大事というか、そういうことをさらっと書いていて、古典にあたるのは定期的に必要だと再認識。プラトンを善悪二元論者とみなすのは最大の愚行である。
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関連図書
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