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日記
たまたま『現代倫理学入門』がころがっていたのでカバンに入れた。
朝、蒸し暑い電車の中読み続けた。普遍的な道徳法則は構築可能かどうかについて著者が語りかける。
自分が望まないことを相手にもしてはいけない、といった類の法則はことごとく失敗に終わる。
自分が人を殺めたいから相手にもしてもいいという論理が成立してしまう。あまりにも弱い理論だ。
では「相手が困っている時は助けよ」はどうか。
こういう場合、自分が相手と利害関係をもったときにややこしくなる。
相手を助ければ自分の人生が危うくなるというケースについて考える。
すると相対的に、むしろ困るのは自分のほうであって、相手を助けることの妥当性が薄れる。
しかし、これはどちらがより困難、苦しみが重いのかという、数値化できない・自然、比較の問題が発生する。
これがベンサムの功利計算の発想につながっていく。しかし限界効用逓減の法則のように、常にある出来事が当人に与える効用は一定にはなり得ない。
基準の問題、出来事に対する重さをどう計測するか。そんな問題につながっていくと書いてあった。
ひとつひとつ、トピックに対して深堀りして丁寧に説明してくれる。分かり易く、まさしく入門だ。
久しぶりに読んだが、蒸し暑い電車にしてはなかなか良い時間を過ごせたように思う。
ネクサス。今日は「情報経済」の件あたりを読んだ。
もはや情報が貨幣のような役割を果たし、情報に課税するか否かが問題になる可能性もあるのだという。
情報と情報の等価交換。
金融が高度化するにつれて、高度な情報が貨幣並みの価値を持つらしい。
もはや素人には意味不明。しかし金融なるものが世界を動かしている。
情報は目に見えない。目に見えないものに税をかける。
奇妙な世界のできあがりではないか。