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新・読書日記410(読書日記1750)

■株式会社白水社

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日記

仮に読書日記を3500回は書くとして、半分まで到達した。

今日も通勤中、帰宅中、ひたすらオルテガを読み続けた。敢えて電車を一本逃して電車を待ちながらオルテガを読み、乗車中もオルテガを読んだ。オルテガ満喫中の春になっている。自分の言葉で書かれているのが良い。これだけでも読み応えが十分。参考書みたいな本は魂がすっからかんで、無機質で石のように感じる。単語を覚えている感覚になる。文学だ、オルテガのこの本はもはや文学だ、そう思えた。

行きも帰りも満員電車になってしまった。どこか空いている車両があったはずだった。外れだと思った。ただ、満員電車も満員電車で集中して読める。満員電車のような空間を、彼(たしかオルテガだった気がする)は「儀礼的無関心」と書いている。面白い表現だ。面白い表現をみつけるために本を読んでいるのかもしれない。今日、280ぺージくらいまで進んだので、次の土日は最後まで読んだ感想を書こう。

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