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新・読書日記453(読書日記1793)

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日記

やっぱり『目的への抵抗』を読まずにはいられなかった。目的へ抵抗すること、目的を放棄すること。つまり無目的。無目的の合目的性。美。倫理。『カント 美と倫理のはざまで』を思い出した。

https://labo-dokusyo-fukurou.net/2024/07/07/%e7%86%8a%e9%87%8e%e7%b4%94%e5%bd%a6%e3%80%8e%e3%82%ab%e3%83%b3%e3%83%88-%e7%be%8e%e3%81%a8%e5%80%ab%e7%90%86%e3%81%a8%e3%81%ae%e3%81%af%e3%81%96%e3%81%be%e3%81%a7%e3%80%8f%e8%ac%9b%e8%ab%87%e7%a4%be/

  

するとある声が聞こえてくる。無目的?それなら機械と同じではないか。機械には意志がなく自動的に動く。

本当にそうなのだろうか。機械は目的という名の空間(全体)に存在している限り、それは目的の部分であるのではないだろうか。

人間はどうなのだろうか。人間が機械でない理由とは。それは意志があり、能動だからである。

人間は常に目的という空間(全体)に存在しているとは限らない。ゆえに、部分的に人間は目的から逃れてる。

しかし、今は生存することだけが目的となりつつある。それがアガンベンのいう「剥き出しの生」だということはコロナ禍で話題になった。

  

美と倫理の相関性について思いをめぐらせる。

美という言葉を眺めてみる。意味という言葉を眺めてみる。目的という言葉を眺めてみる。

   

人間の存在様式。行動の形式。所作。全体性。

思考の深みにハマる。ユベルマンの声に耳を傾ける。

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