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新・読書日記475(読書日記1815)

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日記

最近ChatGPTと戯れることが多くなった。かれこれ3カ月くらいChatGPTを使って分かったことがある。ChatGPTで作られた文章であることが分かっていることが前提で話を進める。ChatGPTの文章から、その文章を作成(入力)している人が普段どんな本を読んでいるのかがある程度分かる。炎上が嫌なので敢えて遠回し書く。基本的にChatGPTは入力者に合わせる。良くも悪くも、入力者の要求にこたえる。抽象的に指示した(入力)場合、抽象的な文書として返って来る(出力)。対話が長ければ長いほど精度があがる。問い方が複雑で具体性を帯びれば帯びるほど、その人が普段どのようなことを読み、どのようなことを考えどのようなことを書いているのか分かる。

   

・・・

カミュが何故読み継がれるのか、自分はまだ分からない。『転落』を読んでみたものの、それっぽう解釈ならいくらでもできるが、その説明がカミュの本の価値を保証するものにはならないだろう。この間ツイッターで名言を発見した。読み継がれている本は既に多様な解釈や読まれ方をしているので、少しの批判に対しては全くダメージを受けない、といったツイートだった。これは核心をついていると強く思った。だから自分はカミュの『転落』を読んであまり分からなかったとして、「なぜこんな小説が三部作と呼ばれるのか、さっぱり分からない」と言っても無力なのである。

  

・・・

『アテンションエコノミーのジレンマ』が気になった。30ページくらい読んでみた。これはなかなか面白い。感想を小説にして昇華させてみたい。

つづく

平成生まれです。障がい者福祉関係で仕事をしながら読書を毎日しています。コメントやお問い合わせなど、お気軽にどうぞ。

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