新・読書日記486(読書日記1826)
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日記
今日も電車で『日陰者ジュード』を読み、退勤したあとはブックオフにいった。出たばかりの人文書がもうブックオフに並ぶ。売った人間の背景が非常に気になる。さっさと電子化して売ったのだろうか。だとしてもブックオフで売るにはあまりに早計。もったいない。10000円の本でも500円くれるかどうか分からない世界である。もう一度言いたい。もったいない、、、
こういうときに限って読みたい本が売っていない。フロム『自由からの逃走』を中古で買おうと思ったが見事にどこを探してもない。いつもは売っているのに、、、
フロムはあきらめた。ただバーリンの消極的自由支持論とフロムの積極的自由支持論、どちらにより説得力があるのか考えるのは面白そうなので多分明日買う。
家に帰っていろいろ読んだ。とりあえず分かったこと。マックス・ウェーバーについていろいろと、説得力が足りていない点や、具体的に言及していない点が分かった。資本主義の精神と書きながら、その本質が書かれていないという。小室直樹は「イスラム教とは違い、プロテスタントは金儲けを禁止していたから逆説的に資本主義へとつながった」と説明していた。たしか『日本人のためのイスラム原論』という本だったと記憶している。
なつかしい。この文章を書きながら、過去にいろいろな小室直樹の本を読んで宗教社会学を学んだ時のことが鮮明に浮かんでくる。
今はルーマンに興味がある。勿論、宮台真司教授の影響。
『日陰者ジュード』とアリストテレスを引き続き読む。そのあとは、今日届いたペトラルカのもう一冊の本をほんの少し読んだ。
とりあえず暑いのでそろそろおいとましたい。
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