ラボ読書梟

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新・読書日記491(読書日記1831)

本を読むこと、そして書き残すこと――それを読書ブログとして続けているのが「読書梟」です。

■株式会社光文社

公式HP:https://www.kobunsha.com/

公式X(旧 Twitter):https://twitter.com/kobunsha_cs?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

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日記

「悪い本ほどすぐできる、良い本ほどむずかしい」と書いてある。ただ、読んでいくとその意味が少しずつ見えて来る。良い本は「儲かる本」だとハッキリ書いてある。営利が目的なのだからそれは分かる。良い本とは「分かりやすい本」だということもハッキリ書いてある。読者は舐められている。すぐに分かった気持ちになるような本など、すぐに忘れてしまう。お腹が空いたから食べて、すぐにまたお腹が空く。このサイクルと全く同じじゃないか。すぐに分かったらすぐに要らなくなる。そしてゴミ収集業者の手に渡るか、ブックオフの手に渡るか、フリマアプリで他の人の手に渡るか。

苦労して読んだ本ほど記憶が鮮明に残るものである。どういうところが分からなくて、どういうところが印象的で、そこから自分はどういうことを考えるようになったか、そういうことが「悪い本」にはたくさん書かれている。と、ここで真面目に書いても空しくなったのでそろそろ寝よう。

こうして書き残すことは、私にとって読書ブログを続ける意味そのものです。

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