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新・読書日記493(読書日記1833)

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日記

『ナラティブ・メディスンの原理と実践』

メモ

ミハイル・バフチンの言葉

“(・・・)「世界についてのかれの言葉は、自分自身についての言葉と同様、深く対話的である。世界の体制にたいして、あるいは自然の機械的必然性にたいしてさえも、かれは、あたかも話しているのは世界についてではなく、世界であるかのように、生き生きとした悲嘆を投げかける」” P29

  

独り言でさえも、それは必然的に世界との相互作用である、という。そういう視点で物を見ることも確かに可能だなと、しみじみ思う。

つまり言語行為論と似ている。なにかについてのつぶやきは、なにかを「遂行」するためのつぶやきだという視点。

例:「ハンマー!!!!」⇒「ハンマー持ってこい!!!」(つまり「ハンマー!!!!」と叫ぶことは命令という行為に該当する)

  

これを読むと、就労支援員という立場では一言一言への意味に過敏に反応しがちになってしまうかもしえない。

何気ない一言は重大な物事を予感させる、あるいは予言するひと言でもあったりする。

言葉は発するものではなく、むしろ発せられる。(ここ強調)

アフォードさせられる。そうだろう、正剛さん。

平成生まれです。障がい者福祉関係で仕事をしながら読書を毎日しています。コメントやお問い合わせなど、お気軽にどうぞ。

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