新・読書日記495(読書日記1835)
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日記
疲労のせいか『自由からの逃走』に対する関心が薄れてしまった。今日はとりあえず気になった本を読む一日にした。
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『ミニマ・モラリア』
“芸術上の傑作は、そこに盛られた内容よりも、とにもかくにも生活に打ち克って作品の体をなしたという事実によってわたしたちに慰めをもたらす。だから何より希望の糧になるのは絶望的な内容の作品である。” P352
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『暇と退屈の心理学』
“退屈は、存在の本質的な無意味さを暴露する一方で、新しく、意味があるもの、すなわち私たちが満足を期待するものの果てしない追求へと私たちを駆り立てる
(↑消せないエラー発生)
“退屈は、存在の本質的な無意味さを暴露する一方で、新しく、意味があるもの、すなわち私たちが満足を期待するものの果てしない追求へと私たちを駆り立てるのだ。” P27
➡実存主義者たちは退屈を意味の欠如が引き起こす問題とみなした。精神分析学者はそう考えなかった。
“(・・・)精神分析学者は、退屈を不安が生む問題を解決するものと捉えた。” P28
「退屈は人間が激しい情動を暴走させないために払う代償である」
「退屈とは欲求への欲求である」
・・・
『「人新世」時代の文化人類学の挑戦 よみがえる対話の力』
“こうした精神の拡張としての文化をもった結果、人類は大型哺乳動物のなかで唯一、同一の生物種として赤道直下から極地にいたるまで、地球上のあらゆる環境に分布するようになりました。(・・・)私たち人類の場合、生物学的な適応のみに頼ることなく、精神の拡張としての文化によって、環境に適応してきました。” P32
[ 文化=人類の精神を拡張するやり方 ]
平和主義という言葉は二つの顔を持っている。そしてある意味矛盾している側面をもっている。俗世間では「非ー好戦的である」という意味で、思想の世界では「自由のために闘うことは当たり前である」と好戦的である。
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今日は本屋から帰ってきてバタンキュー。さすがに疲労がピークにきたのかもしれない。昼寝というよりかはもう仮眠だった。その代わり夕方の読書はものすごく集中できた。
今日一番面白かった本は『暇と退屈の心理学』だった。
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