新・読書日記556(読書日記1896)
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日記
『目標という幻想』について。このブログで何回か書いたが目的を持たないとセレンディピティや偶然にゆだねる動機付けが高まり、結果的に好転することが多々ある。ただ、敢えて批判するならば、短期的には人は目的を持たなければならない。目的が何もないということは、極端に言えば魂の抜けたような人間になることに近い。ゼロ百を回避しつつ、中立的に、バランスよく目的や意図と距離をとる。これが大事なのかもしれない。『未来思考の心理学』も似たようなことが書かれていて、前向きな空想、ポジティブな期待は、困難な場面に遭遇した時に脆弱性と手を結んでしまうことが学術的な用語で書かれている。目的なき合目的性も大事だが、理論なき「目的なき合目的性」はただの思考停止。いろいろと考えさせられる。早く土日になって欲しい。いっきに読み進めたい。
この記事もまた、読書梟の読書ブログの一ページとして積み重なっていきます。
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