新・読書日記575(読書日記1915)
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日記
科学者は哲学に興味がない人が多いらしく、ソーカル事件の批判の矛先が科学哲学にあったと認識していたと語っていた。ラカンもドゥルーズも科学哲学の人間ではないので、科学をやっている人が人文にいかに関心がないのか理解した。小谷野敦の本に触発されてこの本をまた読みだした。
村上龍はカンブリア宮殿の人、というイメージで、小説を書きながらも経済に詳しいと勝手に思い込んでいたが、タレブを読んだ後だったので、あまり面白い文章だとは思えなかった。
よく読んでみると、読者層は女性を想定されているみたいだ。だからといってそれがつまらない原因になるとは思えないし言えない。でもやはりつまらなかった。
知っていることを敢えて語っているような、もやもやした感じだった。とくに得るものがなかった。
ああ、でも一個だけ思い出した。村上龍はヒューマニズムなき江戸時代や明治の日本を、今の時代の価値観で見るということの無意味性について語っていた箇所。
あと、「昔は良かった」は必ずしもそうとは言えない、と言っていた箇所。
教科書で歴史を学ぶことの不毛さをついているところは、良いこと書いているじゃないか、と内心思った。
、、、しかし今日はそんなところか。
つづく
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