新・読書日記577(読書日記1917)
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日記
やることが増えすぎてバーンアウトしそうになってしまった。
なので読書日記のほうは多少ボリュームを減らそうと思う。
読書をし過ぎて体重が増えてしまった。完全にお酒を断ち、毎日の運動を続けている。こんなことをしながら読書日記を行い、読書を行い、仕事を行い、、、、、頭がおかしくなる。
バーンアウトしそうになったらやることを減らすしかない。
・・・
『「それってあなたの感想ですよね」:論破の功罪』
ひろゆきが何故ご意見番として地位を確立したのか、その背景などが説明されていて、「なるほど」と思わずにはいられなかった。社会学などの学問は客観性を厳密に求められるので、世間の変化を分析するには時間がかかるだろうし、こういった新書などで「仮説」を吸収し、自分なりに咀嚼する作業は大事かなと思う一日であった。
本書によれば、親ガチャは格差社会へのある種の諦念のひとつであって、どんなに努力しても超えられない壁があると子供たちはきづきはじめた。そして、その空気のなかで「努力すればいける」と昭和風の説教が受け入れられずらい空気が醸成され、ひろゆきのような現実に成功しているインフルエンサーのほうに説得力を感じたのか、教師よりもインフルエンサーになびく子供が急増。ひろゆきの合理性(苦手なことより得意なほう、好きなほうを伸ばそうぜ的な思想)は実際に現実的で、ただの似非弁論家ではなく、大人もたじろぐような力を持っている。そんな強烈な人間が現れ、教育の現場ではひろゆきに影響を受けた子供が増加。そのリアルな声がこの本から読み取れた。50ページくらいしか読んでいないが、なかなか良い読書時間になったと思う。
つづく
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