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日記
小林康夫/石田英敬/松浦寿輝『フーコー・ガイドブック』ちくま学芸文庫 (2006年) を読む。
フーコーは個人的に、今注目している哲学・思想家である。
フーコーの分析対象は多岐にわたる。
本書によれば、フーコーが本を出すたびに事件となったとされる。
何故か。
高度なレベルの「暴露本」であったからだと思われる。
フーコーの本は精神科医療の批判書として読める。(『狂気の歴史』)
政治や権力に対する批判書としても読める。(『監獄の誕生』)
近年強まりつつある、監視社会に対するアンチテーゼとしても読めるだろう。
今の時代であればグローバリズムの批判書としても読める。
また、LGBTやレイシズムの批評材料としても機能するだろう。
しかし内容はやはり難しい。
訳書を読んでみたものの、頭に残らない。
これには参った。
ということで、悔しいが入門書から学ぶことにした。
数々の著書の要点はおさえられるようにしたい。
つづく
公開日2022-05-05
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