■株式会社白水社
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日記
アザリーン・ヴァンデアフリートオルーミ『私はゼブラ』白水社 (2020年) の再読を始める。
私のなかで、再読の重要さはいよいよ決定的なものになろうとしている。
今日は50項まで読み進めた。
主人公は師を必要とし、ニューヨークで文学の教授をしているモラレスと出会う。
そのモラレスの口頭試験にあっさりと主人公は受かってみせる。
モラレスは「読書というものは存在しない。あるのは再読だけだ」と言う。
とにかく再読すること、モラレスはこれを弟子入りの条件として課す。
本書を読むことによって様々な文学作品の情報も吸収することができる。
部分的に読んだことのある作家もいれば、読んだことのない作家も多数見受けられた。
初めてこの本を読んだときよりも楽しさが増している。
この本を読み終えるには長い時間を費やしたが、今回も違う意味でじっくりと読み進めていきたいと思った。
つづく
公開日2022/5/21