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読書日記547

読書ブログという形をとりながら、私自身の思索と読書体験を交差させてみたいと思います。
マーシャ・M. リネハン『境界性パーソナリティ障害の弁証法的行動療法:DBTによるBPDの治療』誠信書房(2007)

■株式会社誠信書房

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日記

【マインドフルネス覚え書き】

苦痛に耐えることは、自分を変えようと望むことなく知覚する能力である。

苦痛に耐えることは、自分の現在の情動の状態を変えようとすることなく「体験」する能力のことである。

苦痛に耐えることは、自分の思考や行動パターンを止めたりコントロールしたりすることなく「観察」する能力である。

現実を受け入れることと、現実を「承認」することは違う。

なぜ体験であり観察であるのか。

⇒苦痛の体験が二次的なものとなる。

つまりは、苦痛の伴う「体験」と「苦痛」が癒着してしまう。

それを解体、分離するためのマインドフルネスである。

公開日2022-07-29

この記事もまた、読書梟の読書ブログの一ページとして積み重なっていきます。

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