■株式会社白揚社
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日記
今週は気力がある限り道徳法則について掘り下げる。
本書はしばらく読まないでいたが、あらゆる本で取り上げられていたことからその信頼性、信憑性の高さに期待して読むことにした。
50ページ弱読み進めた。
まず分かったのは、共感は道徳の一部であり、道徳の二次的なものであるような性質をもつことである。
道徳は直観的な部分をもつ。
例えば、溺れている人がいればすぐに助けにいくことは道徳的である。
しかしながら、そこに共感はない。
道徳は直感的であり、共感もまた直感的である。
ゆえに両者は似ている性質をもつが必ずしも同じではない。
個人的な見解では、共感は「演技」が可能である。
要するに、共感は可視化しやすい。
道徳(法則)は抽象的でありみえないものを多く含むのでこの点では相違が認められる。
本書ではその後帰結主義(物事の予想される結果から善悪を判断する立場)と直感的である「共感」はそう多くの違いはないということが書かれていた。
おそらく進化論の観点から説明できる点が多くある。
そのことはこれから本書がいろいろと説明してくれるだろう。
興味深い一冊である。
(読み通すのは骨が折れそうではあるものの)
公開日2022-08-01