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メモ
ミハイル・バフチン・・・対話主義 (dialogism)を提唱
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日記
セラピーが哲学や言語学の派生物であることを知り、刺激的な読書体験ができた。
ベイトソン、ヴィゴツキー、バフチンの理論を基盤にしてこの「オープンダイアローグ」という、精神科医療に頼らない心理療法の哲学を学ぶことができる。
また、本書で紹介されている『デカルトからベイトソンへ』では、ベイトソンの三段階から成り立つ学習理論について基礎的なことを学ぶことができた。
心理学も元をたどれば哲学である。
ヴントという人物が19世紀から20世紀にかけて心理学を確立したとされている。
CBT (認知行動療法) の領域である臨床心理学も元をたどれば哲学である。
哲学好きとしては興味深い分野である。
人と人が繋がることによる心理的な効果は自身の体験から強く実感している。
言語化できない「ゲシュタルト」のような実在は必ずあると確信している。
バフチンといえばドストエフスキーの評論もしている人物である。
哲学と文学にもつながりがある。
松岡正剛氏のいうとおり、「知と知はつながりたがっている」ことを日々実感する。
そしてそれが読書の醍醐味だと改めて感じる。
公開日2022/8/3