■株式会社晶文社
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日記
つづきをよみすすめた。
本書は精読しなければ全体の流れをつかめないと感じた。
本書を読み飛ばしながら読めば前提が掴めなくなる。
まず「部族主義(=仲間内をひいきする)」と「道徳」の関係について語れた。
人は集団内(=部族)においては「利他的」でいることができる。ところが、その集団における「道徳法則」は絶対的なものではなく、「相対的」である。ゆえに、集団Aの道徳と集団Bの道徳は一致しない。そのために「対立」が起こる。
集団の成立条件は「性別」や「年齢」であるとされる。
分子のようにカテゴリーごとにくっつき、水と油のように決して混ざることができない自体が発生するわけである。
これが「大衆(=直感システムが強く働く人たち)」の性質であるとされた。
では大衆と対立する「エリート(=推論システムが働く人たち)」の性質はどうなのか、それが次に語られる。
本書はまずこの前提を頭の片隅に置いて読み込む必要がある。
骨がおれそうではあるが、なんとか読んでいきたい。