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読書日記578

ジョセフ・ヒース/アンドルー・ポター『反逆の神話〔新版〕: 「反体制」はカネになる』ハヤカワ文庫(2021)

■株式会社早川書房

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日記

つづきをよみすすめた。

https://labo-dokusyo-fukurou.net/2024/05/29/%e8%aa%ad%e6%9b%b8%e6%97%a5%e8%a8%98575/

  

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メモ

マルクーゼ (1898 – 1979) ・・・ドイツ出身、アメリカの哲学者。フランクフルト学派 (アドルノ、ホルクハイマー、ハーバーマス等)の一員。

マルクス主義⇒意識が変われば文化が変わる。文化が変われば政治経済も変わる。

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日記

150ページ弱読み進めた。

内容としては、歴史的にいかに人間の自由が少しずつ制限されていったのかが語られた。

公衆衛生の質が向上したという観点からはそれは「進歩」したと言えるのかもしれないが、もはや現代社会(とくに都会)においてはあらゆる行動規範が内面化されている。(マナーやモラルに関する暗黙のルール)

それは熊代氏の本によく記述されていた。

nainaiteiyan.hatenablog.com

原始状態において、短命ではあったが人間はなんでもありの、秩序はなかったかもしれないが自由な生活を送っていた。

今はその自由を差し出し、その見返りとして「幸福」を享受している、ところが今はその幸福すらも危うい、という話であった。

個人的に思うのは、「パニック障害」や「不安障害」の類いはほぼ間違いなく社会病理だと考えている。

社会と障害のどちらが異常なのか。

これは深い問いである。

まともな社会とはなにか。

公開日2022/8/6

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