■株式会社早川書房
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日記
つづきをよみすすめた。
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日記
200ページ弱まで読み進めた。
消費と幸福について語られた。
アメリカは戦後から順調に経済成長し、物質的には豊かになったが、幸福度はGDP国民一人あたり1万米ドルを越えると、さらなる経済成長からは幸福が得られなくなると書かれていた。
端的に、それは個人消費財の増加と書かれていた。
ボードリヤールの『消費社会の神話と構造』について語られたが、その本の内容には疑問であるとのことであった。
この現象を著者は「幸福のパラドックス」と表現した。
ここまで読み進め、つかれてきたので一度読書をストップした。
・・・
お金で幸福は買えるのか、という命題について深く考えることにあまり意味はないようにみえる。
お金が少なすぎても貧しい生活を強いられるが、多すぎても今度は自己とお金の管理ができなくなる。
一般人が100億円を日々うまく使えるとは思えない。
人にはその人相応のお金があればよい。
そして「幸福」の定義にも「揺らぎ」があり定義づけは議論のための議論に終止する。
興味があるのは、政治哲学論争に終わりが見えない心理、力学である。
ひとりでも不幸な人が減るように、と日々思うところではあるが、それはただの偽善なのかもしれない。
だからこそ自分なりにできることは調べ、考えたい。
公開日2022/8/6