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つづきをよみすすめた。
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日記
90ページ弱まで読み進めた。
錯誤行為についてフロイトの講義が進む。
フロイトは反論があることを承知のうえで、言い間違えには必ず意図があることの主張を放棄しない。
また、その主張は科学的でないことも自覚している箇所が見受けられた。
それは、非科学的なあらゆる要素を排除しようとする科学に対する批判であった。
非科学と科学の境界線について少し考えてみた。
前者は「信じる」意味合いが強く、後者は「考える」意味合いが強い。
宗教が忌避される原因として、やはり論理構造の欠陥がまずひとつにあると思われる。
本書を読む限り、精神分析はフロイトが日常的に行っている観察から推測、考察されたものであることが分かる。
少なくとも、オカルトのような類いではないことは分かる。
この点において、本書は人々を楽しませてくれるように思う。
公開日2022/8/12