■株式会社新潮社
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メモ
E・H・カー (1892-1982) ・・・・イギリスの歴史家
著書:『危機の二十年』『歴史とは何か』『ドストエフスキー』等
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日記
松岡正剛氏が小林秀雄の読み方が気に入らないといったので(『観念と革命』より)、ではまず、小林秀雄はどのようにドストエフスキーを読んだのか、と思った。
本書を50ページほど読み進めたところ、ドストエフスキーの生い立ちや人生が詳細に書かれいた。
いったいどのからその情報を得たのか調べたところ、メモ欄に記載されたようにE・H・カー氏の『ドストエフスキー』を参考に書かれたと解説に記載されていた。
前半はドストエフスキーの人生について、特にツルゲーネフ(『父と子』などの著者)に攻撃を仕掛けられた話などが印象的であった。
具体的な批評はカラマーゾフの兄弟を論じた300ページ以降になると思われる。
長い。
公開日2022/8/16