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読書日記614

       神奈川新聞取材班『やまゆり園事件』幻冬舎文庫 (2022)

■株式会社幻冬舎

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日記

つづきをよみすすめた。

https://labo-dokusyo-fukurou.net/2024/05/29/%e8%aa%ad%e6%9b%b8%e6%97%a5%e8%a8%98577/

  

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日記

後半は優生思想と歴史について、母体保護法について書かれていた。

出生前診断が優生思想に繋がる恐れがある、と書かれていた。

その後、自分で軽く調べてみた。

日本で中絶を行うには相応の理由がなければならない。

性暴力が原因とされる中絶は法律的に認められるが、現時点では、出生前診断の時点でダウン症を抱えていることが分かったうえでその子供を中絶することは「経済的な理由」から認められることを確認した。ただ、刑法上、一定の期間を過ぎた胎児を中絶することは認められない。

・・・

倫理的な問題は確かに残っている。

しかし思うに、技術が発達するとまた新たな問題が現れ、それを人間は永遠に繰り返す。

人間の本質が変わらない限りそれが止まることはない。

もともとする人はする、しない人はしない。

秩序が乱れないよう、介入が必要な場合は法整備をする。

この一連のプロセスに人間の進歩性を全く感じないのである。

公開日2022/8/18

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