■株式会社晶文社
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日記
楠木氏の本は新入社員の頃に読んだ記憶がある。
転職をしたくてたまらなかった。
人生相談のような本であった。
しかし、熱意を感じず、「どうぞ勝手に」といったシニカルな姿勢に萎えた記憶があった。
本書の序盤に楠木氏の就活体験が書かれていた。
「働かずひたすら本を読んでいたい。」
自分とやたら似ている。
そして本が沢山読める学者になったとのことであった。
専門は競争戦略となっている。
・・・
社会現象は基本的に「一回性」であると個人的には考えている。
統計学は現象の蓋然性について扱うが、この一回性についてはアプローチの仕方が難しい。そのように語る。
優れた経営者は優れたアナロジーの使い手である。
そのように書いてあった。
演繹的に物事を考えることの大切さは普遍的なのだろうか。
つづく
公開日2022/8/30