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つづきをよみすすめた。
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日記
読んで思ったことがある。
認知行動療法という画期的な心理療法が存在しているわけであるが、これはもともとアメリカからの輸入品である。
その起源は行動療法と認知療法に遡ることができる。
しかし、明治以降の近代化でなにがしかの認識が日本人のなかで大きく変容した可能性が高いと私はみる。
・・・
武士道というものについて、まださわり程度しか学べていないが、本書を読んでいくうちに「運命を受け入れること」という武士の根本的な思想がマインドフルネスと重なっているのである。
マインドフルネスの要は「まずは受け入れること」。そして価値評価をせずにパーっと雑念を手放すことにある。
もともと日本人にも神経症の類いは存在していたのだろうが、いまほどにはなかったように思う。
ここは実証的な資料がないと説得力がないわけではあるが、私としては相関性があるように思えてならない。
自己責任と被害者意識というこの対立は、そもそも近代以前にはなかった発想なのではないだろうか。
仮に正しければ、そんなことも忘れて日本はアメリカの「発明」、つまりは認知行動療法を「有り難がって」輸入したわけである。
こんなバカな話があっていいのだろうか。
公開日2022/10/15