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読書日記743

       執行草舟『現代の考察 ただ独りで生きる』PHP研究所(2019)

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つづきをよみすすめた。

https://labo-dokusyo-fukurou.net/2024/06/13/%e8%aa%ad%e6%9b%b8%e6%97%a5%e8%a8%98741/

  

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日記

非常に分厚い本で、ようやく第一回の講演を読み終えた。

著者は小学生の時代から『葉隠』に強く感化され、武士道の精神を小学生の頃から執筆当時の68歳まで貫いてきたということが著者の娘からも語られた。

・・・

岡本太郎と池田晶子も同じことを言っていた。

まず保身と保険に対する批判である。

合理的でありたい、うまくやろうとする考えを軽蔑しているのだろうと感じた。

近代合理主義への批判である。

岡本太郎は、芸術三原則を掲げ、そのひとつに芸術はきれいではあってはならないと述べた。

池田晶子は保険というシステムに「余計なお世話だ」という主旨のことを書いていた。

・・・

誰もが独自の思想を持っていて、それが他者と完全に一致することはないが、なんらかの筋がこの三人に一貫しているように感じた。

つづく

公開日2022/10/16

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