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読書日記746

    松岡正剛『千夜千冊エディション 情報生命』角川ソフィア文庫(2018)

■株式会社KADOKAWA

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日記

松岡正剛氏が『デカルトからベイトソンへ』をどう読んだか、どう解釈したのかがまず気になった。

主観をできる限り抑えてうまく内容を整理しているように感じた。

後半ではその後の著者モリス・バーマンの活動について触れていた。

彼は日本のサブカルチャーにも注目しているということであった。

そもそも、アニメーションとアニミズムは語源が同じであり(宮崎駿『折り返し点』より)、これは必然的と言える。

・・・

個人としても「虚構」にはポジティブな側面があると強く感じている。

十年前はニコニコ動画は文化ではない、という批判がされることもあったが(ひろゆき氏は「それはあなたの感想ですよね」と反論。)、サブカルチャーは時代の閉塞感を切り抜ける大きな役目を果たしていると思う。

世界観に没入することと、近代以前の「参加する意識」は似ている。

今年、個人的にディズニーシーに赴いたが、あれは確かに「参加する意識」であった。

いまふりかえると強く思う。

本書をベイトソンと絡めながら読んでいきたい。

つづく

公開日2022/10/16

https://labo-dokusyo-fukurou.net/2024/06/13/%e8%aa%ad%e6%9b%b8%e6%97%a5%e8%a8%98736/
https://labo-dokusyo-fukurou.net/2024/06/09/%e3%83%a2%e3%83%aa%e3%82%b9%e3%83%bb%e3%83%90%e3%83%bc%e3%83%9e%e3%83%b3%e3%80%8e%e3%83%87%e3%82%ab%e3%83%ab%e3%83%88%e3%81%8b%e3%82%89%e3%83%99%e3%82%a4%e3%83%88%e3%82%bd%e3%83%b3%e3%81%b8%e3%80%8f/

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