■株式会社岩波書店
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つづきをよみおえた。
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感想
本の内容に関しては、特に重要だと感じた部分は過去の記事に書き残したので感想を書いて終わりにしたい。
関東大震災、東京大空襲、朝鮮戦争やマルクス主義の台頭など、実に多岐にわたって強烈な出来事に揉まれた生涯であったと感じる。
そのなかで最後まで出版に向き合い続けた信念というものは本人しかわからない。
個人的な解釈では、自由への闘いであるように感じた。
それは岩波書店や中央公論社に一時は在籍していながらも、社内政治に辟易して辞職していることからも察しがつく。
気にくわないことがあればとことん闘いますと、書簡のなかでも書かれていた。
編集とは自由への情熱、精神だと感じた。
一方、池田晶子は考えることが自由だと書いていた。
個人的に、生涯をかけて政治に関わりたいとは全く思わないが、常に自由でありたいと思う。
それは一方では、アナキストでもあり、岡本太郎のように情熱的な生き方でもある。
貫きたいと思う。
公開日2022/10/19