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つづきをよみすすめた。
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日記
250ページ弱まで読み進めた。
主人公ハンス・カストルプは動悸にやや苦しめられていたが、ある夫人に恋心を抱くようになってからは、恋が持つ独特のドキドキ感と動悸の区別が曖昧になり、ある種の「動悸が起こる理由」というものが生まれ、そこからだんだんと動悸を受け入れるようになったという話が印象的であった。
・・・
最近は、小説を読む際には作者の問題意識というものを意識するようになった。
作品に意図があるかないか、そういう構造主義的な分析をするのではなく、なにかが書かれるのであれば、特にそれが優れた文学であるならば必ずそれは存在すると考えている。
別言すれば、優れた問いかけがなければ優れた作品とは言えないと個人的には考えている。
(しかしながらまだこの作品についてはまだよく分かっていない)
問いかけを見つけながら読むこともひとつの読み方である。
公開日2022/10/21