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新・読書日記92

    ピエール・テイヤール・ド・シャルダン『現象としての人間 [新版]』みすず書房(2011)

■株式会社 みすず書房

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         エッカーマン『ゲーテとの対話 中』岩波文庫(1969)

■株式会社岩波書店

公式HP:https://www.iwanami.co.jp/

公式X(旧 Twitter):https://twitter.com/Iwanamishoten?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eautho

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メモ

『ゲーテとの対話 中』

(ゲーテ)”誤謬は図書館の中にあり、真理は人間の精神の中にある。” P264

  

(ゲーテ)”「美術や文学においては人格がすべてだが、しかし最近の批評家や美術評論家のなかには弱い連中がいて、このことを認めようとせず、文学や美術の作品にはすぐれた人格などはつまらぬ飾り物にすぎないと見なそうとしているね。」” P291

 

漢字メモ

莫逆(ばくぎゃく)・・・きわめて親密な間柄のこと

静謐(せいひつ)・・・静かで安らかなこと

煌々と(こうこうと)・・・光っているさま。輝いているさま。

裡(うち)・・・「裏」と同じ意

 

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日記

ただひたすら無になって古典に触れる。

その時間をこれから増やしていきたい。

昔を振り返ってみると、自分は目に見えないものの力をあまりに無視し過ぎていた。そしてその代償はあまりに大きすぎた。

『生命の理念Ⅰ』を読み、初心の大切さを学んだ。

  

本を読む行為が自分の中で義務に移行しつつある。

人間としての義務といえば誇張かもしれない。

しかし読まなければならないことを『生命の理念Ⅰ』の通読で実感した。

しばらくこのようなスタイルが持続できればいいと思っている。

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