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つづきをよみすすめた。
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日記
夢中になり420項まで読み進めた。
執行草舟氏は一方的に婚約破棄され、会社や家族に迷惑をかけ申し訳が立たないという状況に追い込まれた。城ケ島で切腹する決意をもって足を運んだものの、突風と太陽光によって失敗に終わった、という箇所まで読み進めた。
・・・
「不幸の哲学」の意味が少しだけ分かったような気がした。
現在は幸福になるように生きることが当たり前の価値観となっている。
しかしながらこの公理のような信念は文明と癒着し、生命の燃焼とは相容れない。
再び三島由紀夫の話になった。
三島由紀夫の虚無論というものは深すぎてよく理解できなかったが、戦後の刹那的な日本のなかで自分の信念を文学にぶつけていたのだろうと、そういう問題意識を感じることはできたように思う。
今日は読書に没入しきったように感じている。
特に吐き出すこと、書き残すことが見当たらない。
最後まで読みきったときにもう一度感じたことを書いてみたい。
公開日2023/1/11