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新・読書日記268(読書日記1608)

執行草舟『「憧れ」の思想』PHP研究所(2017)

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日記

世の中は風邪が流行っているみたいである。職場でも何人か休んでいるようにも見える。

自分はというと、咳も熱もない。本当に読書ができなくなる日もしばらくない。

おそらく1000日連続で日記を書けている。

本書に「人間は科学ではない」という言葉が書かれていた。

思考そのものも科学ではない。「科学的」という言葉を突き詰めると、これも面白いかもしれない。

そうやって、科学から離されている領域に目を向ける人間が現代にはあまりいないのだろうか。

なぜここまで風邪でダウンする人が多いのか。これは個人的に大いなる謎である。

風は運なのか。たしかに運かもしれない。

   

ペストはかかる人とかからない人が分かれたという。

また、西洋以外では、とくに中国ではペストで大流行したという事がないらしい。

文明と病気の相関性を考えると案外面白いかもしれない。

病は気からという言葉があるように、現代は病にかかりやすい気なのかもしれない。

科学的に判断することはできるが、科学的に行動することは意外と難しい。

だから人間は科学ではない。科学は価値判断を許さず、極めて無機質で中立的な営みである。

「私は実験をしていない」と言ったパスツールを思い出した。

実験は人間の都合よく結果が出るとパスツールは考えていた。

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