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日記
夫婦別姓問題における福沢諭吉の立場のくだりが面白かったので印象に残った。
それぞれ一文字ずつ半分こしましょうよという案であった。
山田さんと鈴木さんが結婚したとすると、名前が山木にしようという案である。
わりと現実的で面白いと感じた。
独立や経済については、まあ古臭い説教を聞かされいるようで、さすがの自分もちょっとつまらないかなというところであった。
ひとつ学びになったのは、「男はかくあるべし」という日本人の規範の背景には儒教思想があるという点だ。
せっかく小室直樹の宗教論を読んだにもかからわず儒教思想については全く覚えていない。
・・・
通勤中、帰宅中はひたすらブロッホを読んだ。
リズムのようなものを掴みかけたときに最寄り駅に着いてしまった。
本書は柄谷行人氏が解説を行っている。
作家に非常に厳しい柄谷氏が認めてるくらいなのだから読むに値する本なのだろうが、前半から何を言っているのかさっぱり分からない文章が連打される。
執行草舟氏もブロッホは絶賛していたので、分かる人には分かるのだろう。