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日記
昨日読んだ『狂喜の読み屋』に『野生の探偵たち』について書かれていた。なるほど、そういう筋道の物語なのかと分かるともう少し読んでみようかなと思う気になった。長編はある時ふと読む気が失せると、ずっと積読になってしまう。
『野生の探偵たち』ははらわたリアリズムという、前衛の芸術集団の一員である大学生の平凡な日々の描写から始まる。どんなに詩を書いて、本を読んでも雑誌にすら載らない。主人公の不完全燃焼な生活でたまったストレスは性のほうへそのはけ口が向かう。
外国文学はそんな描写が多いのであるが、とりあえずもう少し読んでみようと思う。200ページ弱読んだところでまだ物語は動かない。
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『ソクラテスからSNS』
メモ
“当然だが、言論の自由の歴史には、数多くの殉教者がいて、悪役もいて、教訓となる話も多く、そして英雄も多数現れた。” P14
⇒ジェームズ・マディソン、デモステネス、アル・ラーズヤー、ディルク・コールンヘルト、ジョン・イルバーン、トマス・ゴードン、オランプ・ド・グージュetc.
“(・・・)言論の規制は常に自由な社会の始まりではなく、終わりを意味するということだ。” P16
ギリシアについて語るキケロ
“かの古の国は、かつては豊かで力があり、非常に繁栄したのだが、その栄光の国も、不道徳とも言えるほどの過度な自由のせいで滅びることになった。” P33
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『「憧れ」の思想』
メモ
“フランスの哲学者ジャン=ポール・サルトルは、公的ないかなる賞も辞退したことで有名だが、勲章のもつ弊害を恐れていたに違いあるまい。ノーベル賞を辞退したときの言葉が思い出される。「いかなる人間も、生きながらに神格化されてはならない」というものだ。” P198
“民主主義によって個別化された、小さな支配から離れなければならない。” P199
フランスの作家、ポール・ニザン『アデン・アラビア』の書き出し
“僕は二十歳だった。それが人生で一番美しい年齢だなどと誰にも言わせまい。” P207
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リベルタス・・・・自由
リケンティア・・・勝手気まま=自由の濫用