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新・読書日記305(読書日記1645)

   

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日記

午前中は病院があり、待ち時間で読書ができたものの、やはり狭い場所での読書はあまり気分はよくない。

そのあとにいろいろと考えた結果、ジュンク堂に行くことにした。

今日も一日中歩き回ったのであまり深く読書に入り込めなかった。字を追っても内容がそこまで入ってこない。

おそらく連日の残業で集中力、体力が足りないのだと思われた。

昨日、1日2時間しか寝ないで仕事を断行するジブリの女性の話を読んだが、あれは狂気に憑りつかれないと無理な気がした。狂気のない学問などクズに等しいと池田晶子は書いていたが、自分には良くも悪くも狂気が足りていない。そう思うに至る一日であった。

  

・・・

『わが生涯 上』

メモ

・校長をやじって退学になったあとで

“以上が、私にとってのいわば最初の政治的試練だった。この事件をめぐって次のようなグループが形成された。すなわち、一方の極には中傷屋と妬み屋のグループ。反対の極には、裏表のない勇敢な少年たち。そして、その中間には、中立的で動揺的で優柔不断な大多数の連中。この三つのグループは、のちのちに至るまでも、完全に消え去ることはけっしてなかった。そして、その後の人生においては私は、実にさまざまな状況の中で、何度となくこれらのグループに出くわすことになる。” P161

  

“特殊より一般を、事実よりも法則を、個人的経験よりも理論を重視する感覚は、私の中に早くから芽生え、年とともにしだいに強固になった。” P189

  

・・・

ヴィトゲンシュタイン「言葉の意味はそれを使用する目的である」を少し掘り下げてみた。

その前にWhy?に対する回答の仕方は二種類だと自分で考えた。

それはHow(いかにして・そのメカニズム)またはReason(なぜなら~だから)になる。

前者は客観的、後者は主観的になる。

つまり、前者は事実を取り扱い、後者は価値を含む。

「なぜ宇宙は存在するのか?」

これは明らかに前者だ。後者になると神学的な話になる。

  

ChatGPTに聞いて、ヴィトゲンシュタインの命題にも掘り下げるべき点があった。目的が曖昧の時や言葉が造語の場合など、いろいろと説明がつかないケースがあるらしい。

では、と、自分は「言葉の意味とはそれを使用する理由である」と考えてみた。

ここで理由という言葉と目的という言葉が近い意味を持っていることにきがついた。

また、意味という言葉は価値という言葉に近いことも確かである。

  

ここで自分は、これら4つの言葉は太古に遡ると同じ言葉だったのではないかと考えた。

つづく

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