鶴見俊輔『期待と回想』ちくま文庫(2022年)を読む。
僕はこの方の本をいくつか読んでいる。
まず、この方が書いた本をきっかけに金子ふみ子というアナキストを知る。
そしてこのアナキストの本を去年読み終える。
池田晶子氏経由で「埴谷雄高」という人物を知り、鶴見俊輔氏の『埴谷雄高』(講談社文芸文庫)を読んでいる最中である。
本はつづくよどこまでも、、、、、
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びっくりしたのが、この鶴見俊輔という人物はカルナップという論理実証主義者の講義を生で聴いていて、バートランド・ラッセルもこの時代ではバリバリの現役であった。
論理的に解が導くことのできない問いは「ニセ問題」としてカルナップは追放する。
鶴見氏はそんなカルナップはあまり好かないと言う。
僕も論理学はあまり得意でないし、興味もない。当然、クワインのこともあまり知らないし関心が薄い。
本書を読み進めるといろいろと勉強になる。
この方の人生の物語を追っていきたい。
つづく
公開日2022-02-28