■株式会社中央公論新社
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■一般財団法人 法政大学出版局
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日記
久々に都内に近い(東京ではない)わりと凝ったラインナップの古本屋に行った。
外から見える岩波文庫のラインナップで引き寄せられたのかもしれない。
入ってみると、知っている人物の本が増えて来た。古本屋を楽しむにはとにかく様々な本に触れなければならない。
ひとつひとつの棚を凝視してみると、わりと最近発売された文学書と古びた本が混在していることにきがついた。
こういった古本屋は上下をセットで売っている店が少なくない。
値段もお手ごろだ。しかしどこか魅力が足りない。
驚くような本がなかった。さすがにレアなものはすぐに売れてしまうのか。
ルイス・キャロルの研究書が見えた。知ってはいるものの、そこまで好きではなかったので手に取らなかった。
あれも知っている。これも知っている。しかし手に取ることは最後までなかった。
グスタフ・ルネ・ホッケの岩波文庫があったら買おうと思ったがなかった。
・・・
ヒルティ『幸福論 第一部』
メモ
レッシング「真理を求める永遠の努力は、真理の所有にまさる」
“愛は忍耐と密接に結びつくもので、何よりもまず辛抱の力を多く要求する。” P154
執行草舟氏の本から、ヒルティの言う「愛」の意味についてはなんとなくわかっていたが、やはり現代の日本人が使うような「愛」とはほど遠い。
今日ツイッターを見ていたら安楽死を国は認めよ、といったタグがトレンド入りしていた。
あるツイートには安楽死を認めることは愛です、みたいな画像が添えてあった。
自分は偽善をそこに見て取ったが、安楽死について、自分は全く医療の現場を分かっていないので意見を言うのも、判断するのもやめた。ただうさん臭さは最後まで残った。
“なまなかこの世の叡智を求めたり、俗世の競争に加わったりしてはならない。” P175
くだらない出世争いよりもやるべきことがある。
(ゲーテ)
“「結局、わたしの生活は労苦と仕事よりほかの何物でもなかった。わたしの七十五年の間に、本当に楽しかったのは四週間とはなかったといっていい。それは、たえず新たに運びあげようとしても永遠に転がり落ちる石であった。」” P214