
■株式会社光文社
公式HP:https://www.kobunsha.com/
公式X(旧 Twitter):https://twitter.com/kobunsha_cs?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
■慶應義塾大学出版会株式会社
公式HP:https://www.keio-up.co.jp/np/index.do
公式X(旧 Twitter):https://twitter.com/KEIOUP?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
■株式会社潮出版社
■株式会社筑摩書房
公式HP:https://www.chikumashobo.co.jp/
公式X(旧 Twitter):https://twitter.com/ChikumaShinsho?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
日記
土曜日で活動し過ぎ、日曜日はほとんど動けなかった。今日は日曜日の睡眠で多少復活した感じがあった。
三日目の本日、いつものように朝はドトールで読書をし、昼はドトール、電車や空き時間、夕方以降も電車で読書くらいはできた。
『未来のイヴ』は800ページ弱の大作であるが、今日までなんとか500項までたどり着いた。
人間に対するアイロニーとユーモアが散りばめられている。
内容は重厚で、自分はこんなものは到底書けそうもないと思わせる勢いを感じさせられる。
・・・
メモ
『未来のイヴ』
“これまでは、いくらエジソンに説明されても、<この甲冑の下には生きた人間が隠れているのではないか?>という疑いが消えることはなかった。いくらエジソンが天才で、その努力が人並みはずれていても、<科学>の力で、<新しい人間>を生みだせるとは、とうてい認めることができなかったのである。ところが、今、目の前にあるものを見ると、これは空想をはるかに超えた<現実の可能性>で、<意志の力があれば、なんでもできないということはないのだ>と、目くるめく思いで認めるよりほかなかった。” P439
・・・
『ベンサム 功利主義入門』
“「この世のすべてのなかで最も重要な仕事は何か」” P6
法とは何であるか、法とは何であるべきか、の区別
“ベンサムによる「ある」と「あるべき」の区別はやがて、この世紀における最も重要な法哲学者であり、さらには名高いベンサム研究者でもあったH・L・ハートが、法と道徳は概念上は区別されるものであるという主張として古典的に定式化している、現代法実証主義理論を出現をもたらすことになった。” P7
ベンサムは12歳でオックスフォード大学に入学した、という文章を見ただけで、後世に名を残す人間の才能というものを圧倒的に思い知らされた気分になってしまった。自分がやっている日々の仕事など、彼らにしてみれば塵ほどのものなのかもしれない。
・・・
『ゲーテ全集 13』
“高度の要求は、たとい満たされなくとも、それだけでもう、完全に満たされた低次の欲求よりも高く評価することができる。” P336
冒頭にゲーテの60代前半の頃の写真が載っているが、端的に若々しさを感じた。
夜は岡本太郎の対談(夜の会)を読む。
ギリシア悲劇が話題の中心であった。岡本太郎が、倫理というものは時代とともに変容していき、新しい倫理が古い倫理を倒すときに悲劇が起こるという、深い話を展開しているのが印象的であった。