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新・読書日記456(読書日記1796)

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日記

サバイブのための読書、サバイブのための哲学。休日にも亀裂が入り始めた2025年。さすがの自分も二日連続でカフェで意識を飛ばしているといろいろと考えさせられた。ちょっと頭を整理しようと思い、図をノートに書いて何をすべきか何を考えるべきか何を読むべきか何をやめるべきか何を我慢すべきか何を抑えるべきか何を進めていくかを考えた。ひとつ、それは問いを持って本を読むこと。ジョルジョ・アガンベンはコロナ禍のなかで生存することが至上の価値となっていることに疑問をさしはさんだ。結果大炎上した。命よりも大事なものはない、そういう空気は現代の常識になっている。正解はない。アガンベンが正しいと感じる人は一定数いるであろうし、後者が正しいと考える人は多数かもしれない。自分なりの正解は持つべきだ。自分は生存のための生存は価値がないと考えている。アガンベンには与しつつも、命に価値はないとまでは言わない。命あっての人生。しかし人生とは何か。それは命を燃焼させることである、命に魂を吹き込むことである。

メモ

“(・・・)陳腐で空気になった「諸真理」の自己満足的な繰り返しーーーこそ、私たちの時代の明白な特徴の一つのように思われる。” P16 (『人間の条件』)

“もし人が自分自身の中に次の二つのもの、すなわち各人に起きたことの全体をみる能力とこれに感謝する能力をもち合わせているのであれば、宇宙の中の出来事ひとつひとつから摂理を讃えることは容易である。” P47(『人生談談義 (上) 』)

=アモール・ファーティ(運命への愛)

平成生まれです。障がい者福祉関係で仕事をしながら読書を毎日しています。コメントやお問い合わせなど、お気軽にどうぞ。

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