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新・読書日記480(読書日記1820)

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画像引用:版元ドットコム

HP:https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784416212349

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日記

今日はいつもと違うジャンルの本を読みたいと思った。ジュンク堂で長時間滞在することになった。まずはデザイン。色に関する本が沢山並んでいた。新しい発想が生まれそうな本だけを買うことにした。だいたいデザイン系は実務よりか、もしくは資格に関するものが多い。そうでない場合は図鑑とか辞典が多い。

とりあえず画像のとおり、デザイン系は二冊買った。『ルール?本』はなかなか面白かった。

Ballot Binという、ナッジのようなもので、ポイ捨てを防止するためにゴミ箱を投票箱に仕立て上げてしまう。

参考URL:https://eleminist.com/article/1967

   

“そこでは、ルールの存在が意識からは消失していますが、結果的にルール自体の目的が達成されているということが起こっています。” P44

  

ナッジ自体はあまり好きではないが、ユニークさ、ユーモアと掛け合わせられると非常に魅力的になる。こういう面白い発想をポンポンと出せるようになったらどれだけ人生楽しいことか!!

  

・・・

『アテンションエコノミーのジレンマ』

テレビはプラットフォーム企業に「マスメディア」としての機能を奪取されつつある。

“マスメディアが「相対化」したのは、ある意味でよかったのかもしれない。しかし、アテンション・エコノミーのもとで、公共性や真実性そっちのけでアテンションを奪おうとする無責任な情報発信者が大量発生し、彼らの「言説」が社会的にも経済的にも優位になるような言論空間は、やはり健全ではないだろう。” P57

  

揚げ足とりはしたくないが、この著者はひとつ自覚が欠けている。「アテンション」「相対化」といった言葉、あまり使わない方がいいのでは、、、

英検2級あれば横文字に対応できるかもしれないが、世間の人は意外と英検2級レベルの単語は忘れている。

こういうものを乱用するのはあまりよくない。

  

マスコミについて

“彼らは、なんだかんだで取材のための組織力をもち、公共性とビジネス空間で思い悩む存在である。これは、公共性の標榜を必ずしも要求されないプラットフォーム企業とはやはり異なる。” P57

   

アメリカはプラットフォーム企業(エックス、メタ等)に対する規制が弱い。今は多少強くなったのだろうか。Youtubeはわりと強くなったかもしれない。自分はマスコミがテレビ局だろうが、プラットフォーム企業になろうが、あまり変わらない気がする。

  

それに対して、出版物(本)は比較的なんでも言える。そこが本の強みである。どれだけ過激なことを書いても、現代の日本ではだいたい出版される。放送では言えないことが多すぎる。だがしかしその反面、出版物はデマや意味不明の情報も多いところもある。ただ、やはりなんでも言えるメディアである本を、そしてその窓口である本屋がつぶれるということは何を意味するか、本が売れなくなることは何を意味するか、よく考えてほしいし自分も考えたい。

  

・・・

『デザインの手がかり』

メモ

センスについて

“ともかく、基準を何処に合わせるかということのように思います。” P27

平成生まれです。障がい者福祉関係で仕事をしながら読書を毎日しています。コメントやお問い合わせなど、お気軽にどうぞ。

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