新・読書日記484(読書日記1824)
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日記
ChatGPTのおかげで日々考えていることを小説に昇華できるようになった。まだまだ自分もAIも機械的な文章しか書けないが、この積み重ねによっていずれはクオリティが上がるかもしれない。AIに仕事を取られるか今はどうでもよくて、むしろAIを利用してやればいい。使い倒して見せればいい。
今日は5冊売れたので、出社時の荷物がとてつもなく重くなってしまった。そのうえ土砂降り。左腕は相当負荷がかかった。しかしメルカリをやめる気にはならない。むしろ自分は自分が面白いと思った本を、読んでよかったと思えた本を売りたい。
よって、利益は皆無(むしろ赤字)ではあるが、いま振り返るとやはり学びのほうが多かったように思う。少なくとも3300冊を旅立たせてきた。途中、いろいろな人がいた。自分と似たような本ばかり読むがしかし文庫しか絶対に売らない人、自分と似たような本ばかり読むがしかしほぼ小説しか読まない人。買うほうの専門の人。いっつも値下げを要求するも、だんだん仲良くなりそのうち値下げ依頼ががくんと減った人。Mりんさん、お元気ですか。また本、買ってくださいね。
・・・
『弁論術』
メモ
“(・・・)弁論術の仕事は説得に成功することではなく、それぞれの主張に関してそこに存在する説得力のある事柄を見出すことであり、そしてその点はほかのすべての技術の場合と変わらないということも明らかである。(たとえば、医術の仕事は人を健康にすることではなく、可能な限り健康に近づけることである。というのも、患者によっては健康を取り戻すことが不可能という場合もあるが、それでもなお、医術はその患者に対して立派な処置を施すことができるのだから)。 ” P29-30
ゴルギアスは明らかに人を騙すことを弁論術としたが、アリストテレスはさすがにそんな浅はかな思想はもっていなかった。プラトンは現実離れしているだとか、全体主義者だとか、いろんな批判がされているのでアリストテレスを読みながら比較哲学(造語)していこうと思う。
『読書の裏側』も少し読んだ。再販制をなくし、値引きを可能とする制度に変更した場合、どのような展開を迎えるのかAIで思考実験してみたいと思った。
本屋に行くと神谷美恵子『人間をみつめて』が文庫化されていた。
ちょっと嬉しい気持ちになった。
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