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新・読書日記485(読書日記1825)

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日記

とにかく古典が読みたい夏。今日は130年前の本『日陰者ジュード』、700年前の本『無知について』、2000年前の本『弁論術』を読んだ。古典に飢えている。日陰者ジュードは相変わらず通勤中、帰宅中にちまちまと読んでいる。電車の待ち時間と車内はすることがないので非常に捗る。電車は図書室。帰宅後は届いた『無知について』を読んだ。嫉妬と名声についていろいろと語られていた。ペトラルカは最近知ったが、同時代の人間にとっては憧れの存在で、名声の大きさと敵の多さは比例していくということが読んでいて伝わった。まだパラっとしか読めていない。そのうちポッカッチョとの往復書簡も読んでみたい。古代人との会話は楽しい。現代人は常識に縛られており、だいたい同じことしか彼らは喋らない。古代人は国が違えば時代も全く違うので、良くも悪くも読んでいて新鮮だと思うことがある。古代人の話を聞くのが楽しい。ロマンスといえば大げさではあるが、ロマンだなとつくづく思う。

それよりも、岩波文庫のラインナップの豊富さに唖然とする。また、今新刊書店に並んでいる岩波文庫がそのなかのほんの少しということに若干の苛立ちを覚える。すぐに在庫切れになり、増刷も慎重になってしまうのだろう。結局古本屋か閉架書庫に眠ることになる。なんともったいないのだろう。それとは裏腹に、非常にどうでもいい本が新刊書店を占拠している。これは考え物だ。ChatGPTと意見交換したいと思う。

平成生まれです。障がい者福祉関係で仕事をしながら読書を毎日しています。コメントやお問い合わせなど、お気軽にどうぞ。

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