新・読書日記558(読書日記1898)
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日記
『格差という虚構』にはしびれる文章が沢山あったので電車の中でもメモをとった。
・「能力」は測定不能➡循環論に陥りがち
・「能力」をめぐる議論のすり替え:遺伝子と環境についての「因果性」を装った「階級闘争」になりがち
“規範論の問題は有効性の欠如に留まらない。汚れていると信じ、いつまでも手を洗いる続ける強迫神経症と同様、疑似問題に惑わせ、偽の解決に誘導する。規範論は不都合な事実を隠すために動員されるイデオロギーだ。” P27
・・・
『未来思考の心理学』
正直、当たり前のことをただ学術用語で並びたてた自己啓発書に思えてきた。ただ、それでも読む意味はあると信じている。
“(・・・)これらの研究結果は、ポジティブな未来志向の欠如が絶望感が高い人、そして自殺願望のある人において特に顕著である可能性を示唆している。そしてこのことはたしかに事実であることがわかった。” P222
“ポジティブな未来思考の欠如が自殺危機の病因と経過に関係しているという多くの証拠があるが、近年の長期にわたる追跡調査は、ポジティブと自殺のリスクの関係は最初考えられていたよりも複雑である可能性を指摘している。” P224
“(・・・)ポジティブな未来思考の欠如が自殺危機と関連していることは明らかである。” P225
”条件つき目標設定の得点の高さはうつと関連する。” P230
・・・・・・何かがこの本に欠如している。
・・・
『格差という虚構』
メモ
“問いが理解できないと、「それよりもこう考えれば良い」と他の問題に思考が逃げてしまう。怠惰の誘惑に負けてはならない。” P31
“平等な社会を実現するための方策がかえって現在の階級構造を正当化し、永続させる。” P48
“正義がまかり通ると誰もが信じている社会でこそ、不正義が正当化されやすい論理を明らかにした。” P50
・・・
小坂井氏によって、不毛な問いがどういうものか教えられた気がするが、そうなるとあらゆる問いが無意味に思えてくる。
AIと会話しつつ、今日も考え続ける。
つづく
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