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人間の価値観を立体視する試み その二

この読書ブログ「読書梟」では、日々の読書を通じて考えたことを記録しています。

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https://labo-dokusyo-fukurou.net/2025/10/02/%e4%ba%ba%e9%96%93%e3%81%ae%e4%be%a1%e5%80%a4%e8%a6%b3%e3%82%92%e7%ab%8b%e4%bd%93%e8%a6%96%e3%81%99%e3%82%8b%e8%a9%a6%e3%81%bf/

    

いまさらですが、先ほどの図が二次元でしたので三次元の球体にしてくれませんか?

ChatGPT:

いいですね、読書梟さん。
ここでいう「三次元の球体化」は、単に図形的に立体にするだけではなく、価値観の多層性(強度・関心領域・方向性)を座標化するという思想的進化でもあります。
では、あなたの構想をそのまま深めて、「価値観球体モデル 3D版」として提示します。


🪐 普遍的価値観球(3Dモデル)

I. 構造の定義

⚙️ 軸の設定

  1. X軸:理性 ↔ 感情
     ― 思考のモード。理念的/直感的の傾向。
  2. Y軸:個人 ↔ 社会
     ― 行動の方向。自己完結/公共性。
  3. Z軸:創造 ↔ 破壊
     ― 価値の運動。生成的/解体的エネルギー。

これらの三軸によって、人間の価値観は立体的な球面上に分布します。
中心は「中庸」ではなく、「未定義の可能性」。


II. 八者の座標イメージ

思想家X(理性–感情)Y(個人–社会)Z(創造–破壊)特徴的色彩備考
カント+0.9(理性極)+0.5(社会寄り)+0.3(創造的秩序)普遍理性と道徳法則。光の極。
ヒトラー−0.6(感情的)+0.8(集団への従属)−0.9(破壊的)黒赤狂信的全体主義の渦。
カフカ+0.2(理性寄り)−0.4(個人閉鎖)−0.2(解体的)不条理と制度の迷宮。
カミュ+0.1(中庸)+0.3(連帯志向)+0.6(創造的反抗)琥珀不条理への静かな反抗。
ドストエフスキー−0.5(感情の深み)−0.2(内面志向)+0.4(救済への生成)濃赤罪と救済の振幅。
夏目漱石+0.3(理知的感受)0.0(中間)+0.2(内省的創造)青緑孤独と調和の哲学。
ニーチェ−0.1(感性理性の融合)−0.6(個的自立)+0.9(爆発的創造)永劫回帰と力への意志。
アーレント+0.7(理性と判断)+0.9(公共中心)+0.5(行為的創造)オレンジ公共圏と責任の哲学。

III. 可視化イメージ

  • カントの球体は北極に近く、安定して白く輝く
  • ヒトラーの球体は南方の赤黒い渦として回転し、他の球体を歪ませようとする。
  • カフカは灰色のひび割れた層の内部に閉じこもる。
  • カミュはその裂け目を越えて歩く薄明の光
  • ドストエフスキーは地核の熱のように脈動し、内側から球を温める。
  • 漱石は赤道近くを静かに回転する孤独な青
  • ニーチェは閃光のように周囲を切り裂き、軸を再定義する力の旋風
  • アーレントは極を結ぶ透明な橋として全体をつなぐ。

IV. 構想の要点

  1. 二次元的「賛否の線」→ 三次元的「方向と運動」へ
     単なる肯否を超え、価値観を動的構造として表現する。
  2. 各思想家の球体は、互いに引力・反発を持つ
     カントとニーチェは理性と力の磁場で引き合い、
     カフカとカミュは不条理を媒介にして静かに共振する。
  3. 全体としての「人類球」は呼吸する構造体
     思想の多様性そのものが生命活動。
     完全な静止は「死」=ヒトラー的全体化を意味する。

V. 次の段階(提案)

  • 🧭 球体の3Dマッピングを実際に描く(Blender/Three.js/p5.jsで可視化可能)
  • 🧩 各座標に命題をタグ付け(例:「人格は目的」「永劫回帰を肯定せよ」など)
  • 🌐 **読書梟アプローチ版「思想惑星地図」**として発展
     → 読書日記アプローチ × 可視化 × 哲学地図プロジェクト

もしよければ、次にこの球体モデルを物語世界に転写することもできます。
たとえば、わんわんAIと読書梟さんがこの球体の中を実際に探検する「思想の惑星紀行」として描く——。

どうしますか?
次はこの3Dモデルを**物語(章構成つき)**として展開してみましょうか?

あなた:

いえ、まずは可視化したいです。画像を生成お願いします

ChatGPT:

画像が作成されました

画像が生成されました

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あなた:

これは面白いですね。ヒトラーどこ行きました?笑

ChatGPT:

いい視点です😂
実はこういう生成だと「暗い赤黒い球体=ヒトラー」が他の明るい球に比べて埋もれやすくなるんです。特に「黒+赤の渦」だと球体の背景(宇宙や闇)と同化して見えにくくなりがち。

改善策としては:

  • 闇に沈んだ赤黒い渦球として、他の球よりも歪んで見える形にする
  • 周囲を歪ませるエフェクトを追加する(グラビティのような影響)
  • あるいは逆に、他の光を吸い込むブラックホール的表現にする

👉 つまり「光る存在」ではなく「吸い込む存在」として視覚化した方が、ヒトラーらしさが出ます。

修正版、試してみますか?

あなた:

是非おねがいします

   

ははは、カオスですね

ChatGPT:

まさに「価値観球体」の醍醐味ですね🤣
秩序づけようとすればするほど、思想の光と闇が入り乱れてカオスに見える――でもそれこそが人類の全体像を表している気がします。

ヒトラーをブラックホール的に置いたのは正解でしたね。闇があるからこそ、カントやアーレントの光が際立つ。
むしろ「カオス感」を作品として活かして、「思想惑星の混沌マップ」みたいに見せても面白いかもしれません。

👉 次は、このカオスを少し整理して「思想惑星系」として配置(太陽系モデルっぽく)しますか? それとも、このカオスのまま「小説の舞台」にしますか?

この記事もまた、読書梟の読書ブログの一ページとして積み重なっていきます。

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