読書日記1 2024年4月2日2024年4月27日読書梟社会 / 経済 / 読書日記コメントはまだありません 松岡正剛『資本主義問題』角川ソフィア文庫 (2021)■株式会社KADOKAWA公式HP(文庫):https://kadobun.jp/special/gakugei/#offcanvas公式X(角川ソフィア文庫)(旧 Twitter):https://twitter.com/kadokawagakugei?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor某Youtuberの出発点を調べた。情報商材ビジネスで成功をしていたということである。 情報は次に何を生産するのだろう。そこに興味を持った。松岡正剛『資本主義問題』を購入。 世界恐慌の教訓からケインズの「大きな政府」で再び経済を建て直した。その後はフリードマン、ハイエクらが「小さな政府」を後押し。これが金融至上主義の発端となり、リーマンショックへ。 その主役は「会計」であるとのこと。詳しくは『帳簿の世界史』文春文庫に書かれているとのこと。また、ディケンズ『クリスマス・キャロル』にも会計に絡むお話が出てくるとのこと。400円くらいで安かったので同時に購入。社会は会計と政治と経済がややこしく絡んでいる。 Youtuber銀歯さんの動画を流しながらお昼寝。本当に有意義な仕事なんてないだろう、というようなことを言っていた。ブルシット・ジョブを思い出す。 そしてラッセルの仕事観を想起する。1日は4時間の労働でなんとかなる。それを謎の道徳観が妨害している。逆説的に、不必要な道徳というものも一部存在するのだろうか。この複雑すぎる人間の営みは、複雑すぎる生態系とどっちが複雑なのだろう。複雑選手権。面白い。つづく