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読書日記47

三浦瑠麗『日本の分断:私たちの民主主義の未来について』文春新書 (2021)

つづきを読み進めた。

https://labo-dokusyo-fukurou.net/2024/04/04/%e8%aa%ad%e6%9b%b8%e6%97%a5%e8%a8%9846/

この本の特徴はマクロの視点から政治を分析していることにある。

提示されるデータは定量的なもので、かつ統計的手法によるデータである。

反対に、この前に読んだ山口氏の本はミクロ的な視点であることは間違いない。

山口氏は自身の経験といくつかの判例を提示したうえで考察している。

https://labo-dokusyo-fukurou.net/2024/04/04/%e5%b1%b1%e5%8f%a3%e7%9c%9f%e7%94%b1%e3%80%8e%e3%83%aa%e3%83%99%e3%83%a9%e3%83%ab%e3%81%a8%e3%81%84%e3%81%86%e7%97%85%e3%80%8f%e6%96%b0%e6%bd%ae%e6%96%b0%e6%9b%b82017%e5%b9%b4%e8%aa%ad%e4%ba%86/

両者で一致している見解は、

アメリカの「共和党VS民主党」(小さな政府VS大きな政府)、この二項対立が、日本では当てはまらないと主張している点である。

三浦氏はそのなかで、どういう要素が投票行動を分断させるものかを問う。

三浦氏の見解によれば、イメージ戦略には効果が薄く、昨今の日本においてはポピュリズムは機能しにくい。

投票行動を分けた例として、外交安保の政策が挙げられた。

自民党支持者は保守的で、リアリズムの傾向があり、立憲民主の場合はリベラルな傾向があると見解を示す。

まだ半分ほどしか読めていないので、実際にはどの要素が投票行動を左右するのかがハッキリとは見えてこないのが現状である。

ここまでで一旦まとめとする。

次回は読了という形でまとめていきたい。

つづく

公開日2022-01-21

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